みなさん、こんばんは。二葉太郎です。
日本の改善すべき悪しき風習の今日は最終回。
タイトルを見ると、ん?????と思われる方も多いと思います。これは、教育上の問題だけではなく、医療分野でも問題になるかもしれません。
子供のころから、医療的ケアが必要なハンディを背負ったお子さんをお持ちの場合はたいへんな現実が待っています。
まぁ、小児がんとか、身体的な重度のハンディがある場合は、制度も医療施設もしっかりしてきたのですが、問題は、軽度の障害や医療的ケアが必要なこどもの場合です。これが実はいちばん大変なのです。
例えば、鼻から管が通っている子や、点滴が必要な子供の場合、普通に学校で勉強できるのですが、この場合、学校には必ず親同伴でないといけません。そうでなければ入院となるのですが、給付金制度にも該当しなかったり、低額だったりと、問題山積です。
このように、際立った障害を持っている人の対処はだいぶ進んできた印象なのですが、言い方は悪いですが、中途半端な障害を持っている人という表現をあえて使わせていただきます。こういう人が社会でいちばん苦労しているのです。
私の友人にもそういう人がいます。子供のころ車いす生活を余儀なくされるかの瀬戸際で手術を選び、結果歩けるようにはなったものの、関節が固定され歩きにくい。当然車いすより障害等級も低くなり、年金対象にも当てはまりません。
こうなると、治した方が良かったのかどうか甚だ疑問でしょう。私の友人もそういって言います。社会も冷たいもので、飼い殺し状態といっても過言でもありません。
もちろん、みんなに平等な社会など存在しないとは思いますが、目に見えて冷遇を受ける人がいる社会というのもどうかと思います。
なんとかならんもんですかねえ・・・